【幻想大陸】

作詞・ボーカル:雅彌ちはや

暁の空へと浮かぶ 白い月 霞み始めて
鳥たちが高らかに聲響かせる頃 粛粛と今日が明ける

天に向け伸ばした腕 精一杯光集めて
サンザシの実が実り赤く色づく頃 豊穣の女神がそっと微笑う

嗚呼 想い人は何処へか 去り往くとも
独り 娘はただ信じ この地で祈りを捧げ続ける

踊る大地と 疾く獣の群れ 墜ちる灼熱の太陽
自らを焼き尽くして昇華する 残酷な輪廻の中で

廻り廻り往くは人の歴史 頬を拭う手は既に失く
この世の往く末をも識る風は 朧な夢に何を観るのか 子等の慟哭を背負って

天翔る鳥たちは翼休める大地求めて
何処までも飛んで往くの
其の先に待つ自由があるから

移ろい往く時代の流れは全て平等に
驕る者全て洗い流すかの様に
聴こえて来る 何処か懐かしくこの心に響いているのは
刻の流れに埋もれた子守唄

Lalalala lalalala lalalalala ......

「必ず何時の日かこの地に 戻ってくるから《と
その約束だけを胸に 幾つもの夜を超えた

謳う大地と 零れ落ちた涙 掠れゆく海神の声
預言者たちが告げる運命は 終焉へと加速し続ける

巡り巡り往くは季節の音か 空は遠く雲は高く
懐かしき故郷をも放たれて されど紡ぐ幻想神話

生まれ消え往く 幻想大陸